反応速度の表し方

化学反応には、早い反応と遅い反応があるが、それらの速さを数量的に表すことができる。それを反応速度といい、単位時間に減少する反応物の変化量(または増加する生成物の変化量)より求めることができる。

一定の体積中で起こる化学反応では、物質の変化量は濃度の変化量として表すことができるので、反応速度は次の式で表される。

反応速度=反応物(または生成物)の濃度の変化量/反応時間

例えば、過酸化水素H2O2は、触媒を加えると、

2H2O2 → 2H2O+O2

のように分解するが、10秒間で3.0×10-3 molの過酸化水素が分解したとすると、このときの反応速度は

反応速度=3.0×10-3 mol / 10秒=3.0×10-4 mol/s

となる。