レアメタル(希少金属)

存在量が少ない、または抽出が難しい金属のことをレアメタル(希少金属)といい、希土類(レアアース)を含めてコバルトCo、カドミウムCd、チタンTiなど31種類がこれにあたる。これら金属は、産業の先端技術「ハイテクノロジー」を支える新素材として重要な金属である。

レアメタルに含まれる希土類は、周期表の原子番号57のランタンLaから原子番号71のルテチウムLuのランタノイド系列といわれる15元素と、イットリウムY、スカンジウムScを加えた17元素である。

チタン 22Ti

軽くて、耐食性・耐熱性強度に優れている。スプーン、フォーク、メガネフレームやゴルフクラブなどの日用品からジェットエンジンやロボット材料などに広く利用されている。

ニオブ 41Nb

ニオブとチタンの合金は、超電導物質である。医療用のMRIやリニアモーターカーの超伝導磁石のコイルとして使用されている。

イットリウム 39Y

カラーテレビ用ブラウン管の蛍光体として用いられており、同じレアメタルであるユウロピウムEuなどの蛍光体と組み合わせて使用されている。

タングステン 74W

融点が3410℃と金属中最も高い性質を持つ。白熱電球用のフィラメントとして用いられている。